S25–Ramone。

おしゃべり&お絵描きブログ。

小児科あったんでしょうか。

気温もグンっと下がってきてウィンター気分になってまいりましたっ。

あと8ヶ月程度で夏本番ですねぇ。

 

夏と言えば

怖い話いきますけどよろしいでしょうかっ。

 

あれは

若造の頃ではございました。

 

そうですねぇ、ヒマを持て余した若造ワンツースリーが4〜5人程度

地元で集まっていましたかねぇ。

 

タバコをむやみに吸いながら、

歩道にツバを垂らしていたんですねぇ。

 

何をするともない若造が、もにょもにょしているんですねぇ。

あの娘がカワイイ。

だとか

あの車がカッコいい。

だとか。もにょもにょしているワケですねぇ。

 

「肝試し行かねぇ〜。」

  

 

なんかね。

今となってはクソの役にも立たない情報を

その中の ひとりが持っていたワケですよっ。

 

「廃病院あるらしいよ〜。」

小林クンでしたかねぇ。「おっ コバっ髪切った?」

 

国道沿いにある廃病院という事です。

今はもう無いかもしれません。

 

地元から結構距離がある場所ではありましたが、

そこはヒマを持て余したワンツースリーでございました。

かなりヤル気まんまんまんまんでしたねぇ。

 

はかなり更けてはおりましたが、

「今から行けば、丁度丑三つ到着なんぢゃねっ?」

 

「んじゃぁ、こりゃ行くしかないっしょ〜」

 

ちょっと前フリ長いですかねぇ。

 

じゃあ、もう入っちゃいましょうか。

 

廃病院。

 

肝試しスポットになっているんですねぇ。

若造チンピラみたいな輩達が結構いたんですよ。

6〜7名ちょいちょいっくらいでしたかねぇ。

 

その方々の車なんでしょうねぇ。2台

かなり低めなんですよねぇ。車体が。

 

んで、ワイワイやっている訳ですよ。

「ヤダーっ、怖〜いっ。」

連中の仲間の女性ですねぇ。金髪。かなりの薄着ですねぇ。

 

「そっちどう?」なーんて言われちゃったりしてねぇ。

「オレ達今来たばっかだよっ。」

ってなモンですねぇ。

 

 

国道沿いなだけにそんなに暗い訳ではないんですよ。

病院はボロボロでしたが。

逆に明るいっくらいでしたねぇ。車はびゅんびゅんでした。

街灯も点いていますしねぇ。

怖いって感じではなかったでしたねぇ。残念っ

 

んで 

地下室があったんですよ。

 

そっちはさすがに暗い感じですよねぇ。

ベースメントですしねぇ。

 

廃病院は3階建てっくらい。ガラス破損のひび割れ多数。

コンクリートは崩れ気味っみたいな感じでございました。

 

その3階には小汚ねぇ感じのおっさんが

「うっせえぞっ オメぇらっ!!」ってね

主ですかねぇ。住民登録はしてない系ですねぇ。

 

怖い雰囲気も感じずにうろちょろしていたワケではありますが、

そこで肝試しに使命を感じた一人が

「おいっみんな〜地下に行ってみようぜっ」

「なんだよ〜コバっ 髪切った?」

 

とか言い出すわけですよ。

 

地下には階段で降りて行って、廊下がのびておりました。

非常に暗いですねぇ。

でも先でまた地上に出れるようでしたよ。

 

廊下の左手には7〜8床のベッドがならぶ病室が2〜3室あったんですよ。

つぶれたベッド。ガラス片が床に散乱。

閉鎖病棟みたいな雰囲気でしたねぇ。イメージ的に。

ちょっと危険な患者 収監。

みたいな感じですかねぇ。

 

真っ暗ではありますが、まったく見えないワケではなくって

薄ぼんやり視認できるんですねぇ。

 

私、先頭ですよね。デカイし。

んで、後ろにぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ

ウチのチームが連なって来ているんですね。「髪切った?コバっ。」

スミマセンちょっと「ぞろ」が多かったですねぇ。

 

暗い廊下。崩れ落ちた壁から見える廃病室。

つぶれたベッドの輪郭がぼんやり。

そろそろと進んでいくワケですよ。

※今度は「そろ」が増えないように注意しましたっ。

 

後ろから「キャー、怖いっ。」

なーんて聞こえてね。 

男だろっっっっっっ。オマエっっっっっ。

 

んで、なにげに左手の廃病室に目線をやると、

病室奥の左隅。

 

子供。

 

が見えたんですよねぇ。

子供は寝る時間ですよっ。

暗闇の中の小さな黒い影ですねぇ。

 

「あれっ?男の子っぽいなぁ。」

って思ったんですよ。

ボロボロの壁。粉々のガラス片。

病室の隅でたたずんでいるようでしたよ。小さな影。

おかっぱにみえましたねぇ。

 

私、一番先頭。

 

「眼の錯覚なんぢゃねーの。」

まぁ、まだ見えているケド、医療器具の影とか,人体標本の人形とかねぇ。

地下探索 始まったばっかだし、ねぇ。

 

と思って、また数歩進んだんですよ。

そろそろそろそろと慎重にっ。

で、後ろからウチのチームがぞろぞろ。

 

一番後ろのヤツがね、

いきなり叫んだんですよっ。

「うぉおおおおーーーーーっっ。」

 

「どしたっ?コバっ」  「髪切った?」

 

階段を駆け戻って行きましたねぇ。

 

追っかけてって

地下入り口を横目で見ながら

みんなで輪になってコバを尋問しますよねぇ。

ちょっとタバコ吸って。ツバ注意。

 

「なんだよっ急にっっ ビっ・・ビビらすなよっっっっっ。」

焦りますよねぇ。中島クンでしたかねぇ。「ナカジー太った?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

「おっオトコの子がいたっ。」

 

「おっっっっっ!!!」

「まっ・・・・また〜っそんなん言って脅かそうと・・して・・」

 

「あっ」

「それオレも見たっ。」

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「おかっぱの子だろ?」

 

「そっ・そう・・・おかっぱっっっっっ」

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

消えましたねぇ。

ウチのチーム。

みんな、車に滑り込みましたねぇ。

バタンっ。あっちゅー間でしたねぇ。

 

私だけその場に取り残されてしまったので、

なす術もなく、も一度ベースメントに独りで下りて行きましたねぇ。

 

病室の該当箇所には、それこそ何にもなくって

暗闇の中、何もないヒビ割れた壁や柱の前で

ぶらぶらと何もない空間で手を動かす私だけが立ちすくんでおりました。

ガラス片を踏む音がやけに大きく感じられましたかねぇ。

「・・・なんにも無い。戻ろう

 

 「おいっもうヤベーよっ。」

「行こーぜっ」「ヤベーよっ」「行こーぜーっ」

もう、ものすっごい焦ってますよねぇ。ナカジー。

 

それをきっかけに帰る事になりましたねぇ。

地元に着いたのは、もう明け方でしたかねぇ。

パワーありますよねぇ。カンテツ。素晴らしいですねぇ。 


マキシマム ザ ホルモンぶっいきかえす - YouTube

↑ブルハのコピーしていたのを知ったのきっかけで

結構好きですねぇ。

 

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