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S25–Ramone。

おしゃべり&お絵描きブログ。

ストップガール。

いっつも訪問頂き、ありがとうございますっ。

 

さて、なんでしょうかねぇ。

なんかありますかねぇ・・。

 

先日、やっぱりバスに乗る機会がありましたっ。

「ネコ」とか「ブラック」とかで無く、普通のバスですっ。

 

そーですねぇ。

まずは学生

そして、主婦でしょうか。

スーツ姿のブリーフケースを下げた人。(注)おパンツ的なバッグではありませんっ。

ちらちらと人をまばらに乗せたバス。

暗い闇が迫る夕暮れってな具合の時間帯。

 

私がのそりとバスに乗り込み、PASMOをセンサータッチ。

前方ドアより乗車。

車内中央のひとり掛けイスに腰を落とす。

 

学生服の直ぐ後ろ。坊主頭。

良く目にする大きめのエナメルボストンバッグ。

じっとしていても「若さ」が放つ熱量。

手にはスマホ

 

窓から外を眺める。

耳にイヤフォン。

外部との音響接触を拒絶っ。

パンクロック。

 

ゆったりとバス停を離れたバスは直ぐに信号に捕まる。

水牛を思わせる大きな車体。身体に伝わるエンジン音。

 

目の前の信号は赤。

大きな幹線道路へと合流する車線。赤信号長め。

 

後方からパタパタと駆け寄ってくる軽い音。靴音。

私が盗み見ていた学生のスマホからのんびりと眼を移すと

運転席に駆け寄る少女が。中学生には見えない。小学生。

 

信号待ち。長め。

 

「・・なので・・たい・・・どうにか・・」

 

・・なんだろう?・・

爆音パンクが流れるイヤフォンを片耳だけ外し、

中央の席から運転席を眺める。のんびり。

 

「前のバス停で降りるの忘れたので,今降ろして下さいっっ!」

 

運転席に向かって懇願する少女。

料金ケースを両手で掴む。

 

乗客席からは運転手の顔は

見えない。

パーテーション。バスの路線図。

 

「ここでは降ろせないよ。」

「バス停で無い所では降ろせない決まりがあるんだ」

男性の声は静かで平か。

優しい声。信号待ち。

 

「ん〜〜〜〜」眉を下げて思案にくれる少女。

運転手の顔は見えない。

 

「次のバス停で降りなさい」

低い声に優しさ。

 

「でも、そしたらっ、そしたら道が解らないっっ」

少女が小さく叫んだような。呟いたような。

 

「バスを降りて来た道をそのまま戻れば、戻れるよ」

寂しさが滲む声。

バスがゆっくりと発車する。信号は青。

 

たたずむ少女。ちいさなスカートがふわりと揺れる。

暗闇が落ちてくると、急に肌寒くなった本日。

 

2回目の信号待ち。

「大丈夫。まっすぐ戻れば」

「大丈夫。」

 

声から推測。ウマ面ホームズ。

20代後半〜30代っくらいだねぇ。ワトソン君っ。

子供がいるなっ。パパの優しさ。

 

「でも〜・・解らない」

次のバス停で降りた事が無いんだろうか。

聞き分けの無い少女。

 

大人の足だと8分〜10分程度。バス停間の距離。

ホントにまっすぐ道を辿り、戻れば

着く。

 

次の停車を告げる機械的な女性アナウンス。電子の声。サイバーレディ

ブザーでの降車意思はだれも示していない。

バス停にこのバスを待っているヒトは誰もいない

暗闇にたたずむバスストップ。

本来ならば止まらないはずのバス。

 

停車。

 

「気をつけるんだよっ」

 

少女は何も言わずに駆け出して中央ステップから降車する。

私はぼんやりと少女を見送り、運転席に眼を移す。

「気をつけるんだよっ」

小さく運転手が呟いたように見えた。

 

私はゆっくりと片耳にイヤフォンをねじ込み

運転手に思いをはせた。

 

ドラマチックアワー

いかがだったでしょーか。

ささいな出来事ではありましたが、

この運転手きっついなぁ。って感じられましたっ。

 

酷いなぁっていう意味では無くって

多分、すぐにでも降ろしてあげたいだろーなぁ。

って。

でも、職務遂行中ですし。ねぇ。

1回っくらいならイイじゃんっ。

だけど、それを別の悪意のあるヒトにでも見られちゃっても。ねぇ。

運転手もおんなじっくらいの子供がいるし。ねぇ。(勝手な推理)

 

この場面に居ない少女の両親が

クレームでも付けてきちゃった日にゃぁ。ねぇ。

 

まぁ。多分少女は無事に目的地に行けたと思いますっ。

大人に自分の主張をしっかりと言える子ですしっっ。

 

私もこの運転手に見習って、ちゃんとした大人

明日からなろうと思いますっっっ。

 

ご閲覧ありがとうございましたっっっ。

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