S25–Ramone。

おしゃべり&お絵描きブログ。

記憶喪失病。いろんな意味で怖いお話。

ずーっっっと意識が途切れている感じ。

眠っている間、「眠っている」と意識していないような感じですかねぇ。

 

起きてから「あぁ、いつの間に寝ちゃったねぇ。」

ってなモンですかねぇ。

 

目覚め。

気づくとベッドの上ですねぇ。やけに白いベッド。

見ず知らずの女性の顔が見えるんですよ。覗き込んでおります。

20代前半ですかねぇ。頭にナースキャップ。

「アンタだれっ?」ってなモンですねぇ。看護婦さん

 

看護婦さんが何かを私のおケツにねじ込んでいますねぇ。

  

自分自身では無い感覚。

意識ははっきりとしているんですけど、ぼんやりとしている感じ。

座薬ですねぇ。

「はうっ」って言っちゃいますねぇ。

 

どうやら病院のベッドの上で目覚めたようです。

なんで?

まったく解りませんでした。

今も解りません。

 

家族がベッドの周りにいたようなのですが、

その時点ではそれがだれなのか認識が出来ない状態でしたねぇ。

 

自爆っ。

 

今は亡き母親から事故を起こしたんだと告げられましたねぇ。

どうやら、バイトへの通勤途中で事故ったらしいんですねぇ。

 

まったく解りませんねぇ。

今もって思い出せませんっ。

 

記憶喪失。

 

事故の前後、アーンドもろもろが記憶から抜け落ちている感じですねぇ。

 

過去ブログでちょこちょこ登場させていただいております呪いのバイク

「キャサリンちゃん」→HONDA GB400TT

現場はだだっぴろい幹線道路

乗車歴けっこう長かったんですけどねぇ。なぜでしょう。

ナンにもない直線で対向車も無く、スッ転んでるんですねぇ。

タンクに腹部を酷く打ち付けた状態だったみたいですよっ

 

大破は言い過ぎですかねぇ。 

タンクがへっこんだだけかもしれませんっ。

確認出来ていませんっ。

私が病院で昏睡中に父親が修理屋に出してくれたようでした。

 

まったく脳みそがトロっトロな状態ですねぇ。

スポンジマン。

全てを吸収しといて、「ぎゅっ」と絞ると全て抜け落ちてしまう状態。

記憶やら、その瞬間やらがねぇ。ボロボロと。

なにかを見ているようで、なんにも見ていない。

そんな感じ。ぼんやりマン。

 

もしかしたら、「今」の状態も後遺症なのかもしれませんねぇ。

日本語危ういですしっ。マカロニ好きですしっ。

 

しばらく病室でわがまま放題、やりたい放題して、

母親を振り回しておりました。

「腹減ったー。なんか喰わせろーーーーーっっっっっ」

「まだ入院中だからダメよ〜ダメっダメっ」

 

まさにミサイルマン状態っ。


んで、わがまま放題を繰り返し、数週間。

お医者様に

「信じられんっ」

 

「ありえない回復力だっ」

「自宅療養にするっ?」

って言われたんだそうでございます。

 

当然自宅療養に切り替えますよねぇ。

お金かかりますしねぇ。

 

私には妹がおりました。

あっ。  今もおりますっ・・・。

妹もデカいですっ。170cm近くあるそうですっ。

私よりはチビですがっ。

 

んで、私は事故まで実家を離れて数年の間一人暮らしをしておりましたので、

この自宅療養で実家に帰宅するのは数年ぶりだったワケですねぇ。

 

それで、昼間はぼんやりと過ごして,夜になれば寝るっ。

という改造人間状態ですごしておりました。

 

夜。

 

改造人間から普通の人間になるのに、不安で一杯だったんですね。

寝られないですねぇ

頭の中の思考がぐるぐる渦巻いて漠然とした不安や、

なにか解らない恐怖がぐねぐね

脳みそを這いずり回る感じですかねぇ。

ありもしないものが見えるんですよねぇ。

 

妹が起き出してきました。

トイレ付近でごそごそやっている私。

ごそごそが気になったんでしょうねぇ。

 

徳川家康を集めなければっならないっ」

 

そう言ったらしいんですねぇ。

私が

 

暗闇の中電気も付けずに家康様を集めようとしてたんでしょうねぇ。

パーツですかねぇ。丸ごとですかねぇ。首系ですかねぇ。

解んないですねぇ。不気味ですねぇ。

「お兄ちゃんが怖ーーーーーいぃっっっっ」 そりゃそうだ。

 

だいぶ回復?して再度、一人暮らしのマンションに一人で帰りました。

バイト先やら、もろもろに挨拶まわりに行ったんですよ。

 

んで、以前にバイトしていた 家族で小売りしているような

ちっちゃい店に顔出しに行ったんですよっ。

 

私がバイトしていた頃とは、スタッフががらりっと変わっていて

知った顔はいなかったんですが、社長の奥さんが店に立っていたんですね。

「ママさん」って呼んでおりましたが、そゆお店ではないです。

 

見知らぬ顔の女性スタッフがおりまたが、私は「ママさん」と

バイトを辞めた後の経緯とか事故の事とかを話しておりました。

 

んで、コーヒーかなんかを買いに外へ一旦出たんですね。

戻ってくると女性スタッフはいません。

 

「ママさん」に聞くと「帰った」との事。

 

それから、私に

「何か憑いているみたいだねぇ」

って。

 

んで、事故も→「よばれたねぇ」

って。

 

「ママさん」によると、帰宅した彼女は

言う所の「見える」人。

私が入店してから「怖い」「怖い」「あの人怖いっ」

の連発だったそうです。彼女とは一切話さなかったんですけどねぇ。

 

誰でしょうねぇ。 後ろに居るの

家康っちのお友達ですかねぇ。

それともですかねぇ。やっぱり首系欲しいんですかねぇ。

 

お祓いとかはしてないので、いまだに憑いている感じですかねぇ。

昨日のウィンナーパンがいつの間にか無くなっていたのはヤツのせいですかねぇ。

口の周りのケチャップもそいつに付けられたんですかねぇ。

 

そゆのは困りますねぇ。

なんだったら、不思議な力で宝くじでも当ててくれませんかねぇ。

贅沢は言わないので、1億円っくらい。ダメなら2億円っ。

そしたら今後も仲良くやっていけそうですねぇ。 

呪いを祓う55の方法

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